東海大学建築都市学部土木工学科ホームページ

受験生の方へ

#7 在学生・卒業生の声が届いています

東海大学の土木工学科に在籍したり、卒業した先輩たちは、土木のことをどのように考え、皆さんに何を伝えたいのでしょうか。
ここでは5人の先輩たちのメッセージをお伝えします。

3年生(男性)からのメッセージ

高校生で進路を考えるようになったとき、漠然と「ものを造る」ことのできる学科に進学したいと考えていました。
「もの」といっても千差万別ですが、自分で調べたり人に聞いたりするうちに、道路や橋や都市整備など、人々が生活する上で必要な公共施設や公共構造物(社会基盤)を造ることに興味を持つようになりました。
この興味を満たしてくれる学科が土木工学科であることを知り、ここに進もうと決意しました。

土木工学科では道路やダムなどの社会基盤を「形成」するだけでなく、都市計画など「創造」することも学びます。
また、自然やすべての生き物に応える環境を造り出すことも土木の大切な役目です。
昨今騒がれている地球温暖化問題やリサイクル問題などにも、土木は重要な役割を果たしています。
これまでも、またこれからも土木は私たちの生活に欠かすことのできない存在です。

皆さんもぜひ、この緑に囲まれた東海大学で、自分の可能性を見つけ出してください。

大学院1年生(女性)からのメッセージ

家から学校まで、毎日あなたはどれだけ「土木」と関わりあっていますか?

毎日使う水道、通学のための道路、電車、橋、そして友達と過ごす学校、私たちと土木は日頃から深い関係があるのです。ただそのモノを造るだけでなく、その場所に暮らす動物や自然などの環境を考えたり、人の暮らしやすい安全な環境を整えたり、今重要な問題であるエコロジーに取り組んだり・・・。土木は大きく広い分野にわたって多くのことが学べる場所です。

計画から調査、設計、施工、管理まで、土木は私たちが生きている上で最も大きく関わり、必要不可欠な存在となっています。また、地球を相手にするからこそ、環境と人とのつながりが大切になります。

この自然豊かなキャンパスで、自分で学び、考え、楽しく社会基盤である土木に関わってみてはどうでしょうか。

大学院2年生(男性)からのメッセージ

「土木工学」は英語で【Civil Engineering】と書き、直訳すると「市民のための工学」という意味です。
歴史からも分かるように、単に「ものをつくる」ための技術ではなく、人間生活の舞台となるあらゆる公共施設に関わる、市民のための技術なのです。
このことは1年次生の春に学ぶ科目「入門ゼミナール1」で教わりました。

入学当初の私は、まだ将来何をやりたいのかが決まっておらず、土木は現場で働くだけの仕事と考えていました。
しかし、この授業で土木の大切さ、重要さを知り、土木への興味が一層深まりました。

土木工学科では、土木を取り巻くさまざまな社会状況、新しい発見や最先端技術などについて学ぶことができます。
また、自分自身で学びたいことを選択できるので、自由な時間もあり、アルバイト、サークル、部活など自分のやりたいことにも取り組めます。

東海大学は箱根や丹沢の山々に囲まれ、温暖な気候と豊かな大地というすばらしい環境にあります。

土木に興味のあるみなさんが大志を抱いて進学してくるのを待っています。

卒業生(女性)からのメッセージ[国土交通省勤務]

「大学で何を勉強しようか」と悩んでいた高校3年生のとき、大学生の話していた「海も山も川もみんなみんな土木なんだよね」という言葉がとても印象に残り、土木工学科を選びました。

大学卒業後は、学生時代に学んだ土木を生かせて、小さい頃から身近にあった海での仕事を選び、運輸省港湾建設局(現:国土交通省港湾空港部)に入省しました。

今は、岸壁や防波堤、護岸などの港湾の整備および滑走路やエプロンなどの空港の整備を行っており、私たちの暮らしや人命を守る仕事をしています。

土木は、私たちの生活に直結しており、とてもやりがいのあるものだと仕事を始めてからより実感しました。
また、自分の仕事が目に見える形で残るのも土木の魅力の1つだと思っています。

最近では、土木の分野においても環境や景観に配慮したものが求められてきています。
そのため、女性の視点や役割が必要とされてきており、女性土木技術者も増えてきていますので、女性の方にも土木をお勧めします!

卒業生(男性)からのメッセージ[大和小田急建設勤務]

私は「地図に残る物を造りたい!」という思いから土木工学科を選びました。
私の生まれ育った街が、駅の開発と共に人の流れは増え、文化施設や住宅が次々につくられ、みるみるうちに活気に満ちた街に様変わりするのを目にし、大変感動しました。
「すばらしい駅をつくり、駅の力を多くの場所で発揮して美しい街づくりをしたい」と強く考えるようになりました。

私は現在、小田急海老名駅の自由通路整備事業に携わっています。
この事業では、小田急・相模海老名駅の駅舎改良を合わせて実施することで、乗換えなどの利便性の向上や駅舎のバリアフリー化を同時に図り、街の賑わいを創出しています。

建設業界は男性の職場という印象が強くあります.しかし近年では多くの女性施工管理技士が働けるよう、設備の充実が図られています。
施工管理技士に限らず、土木に携わる仕事はやりがいと魅力のある職業だと実感しています。

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